しわす。

なんでお酒すぐなくなってしまうん? 酔うといつも、そうやって心の中でふざけける。 うしさんがいなくなって、だいぶ経つけどまだ毎日毎日、涙が出る。 亡くなる数日前までパトロールに出かけて、帰りが遅くて、…

音楽の思い出。

KANさんが亡くなった。 ずっと楽しみにしていた、金沢へ向かう列車のなかだった。子どもの頃からの親友が教えてくれた。 「KANちゃんの音楽と、小学生の頃の自分とシホちゃん。思い出がセットになっているん…

晩夏。

夫はZIMA。わたしは缶ビール。 外で寝そべるうしさんの背中を撫でてたら、空からおっきな雨粒がぽつり、ぽつり。 「はやはや、うしさん抱っこしてあげて」 わたしはお酒を、夫はうしさんを抱えて少し濡れなが…

せかいで一番すきなひと。

TVはまみんのためにピーナッツをよける元気くん。相手の幸せのためならなんでもしたいのに、できるのに、望まれるものが相手と合致しない…せつなかったな。 今夜はうしさんご所望のブリアラを一緒に堪能いたしま…

「志水庵」長野で念願の信州そばに出会う

酒呑みはどこでも、お気に入りの酒飲みセットを作っちゃう説。 信州そばを求めて足を運んだ「志水庵」さん。十割そばもさることながら、一品料理のもつ煮がまぁ絶品だった。 もつの歯触りが残りつつも、とろとろ。…

枡一市村酒造場│信州小布施

北斎の天井絵に会いたくて足を運んだ小布施。杉玉に惹かれて扉を開けたお店は、晩年の北斎を小布施に招いた高井鴻山を祖とする蔵でした。 テッパ(手盃)台と呼ばれるカウンターでいただいたのは、キリッと冷えた「…

「岡崎酒造」信州亀齢のふるさとへ

初めてお酒を口にしたそのときから、ずっと足を運んでみたかった酒蔵「岡崎酒造」さんへ。 午前中から35℃近い暑さだったこの日。眩しい路地から足を踏み入れた店内は、「信州亀齢」のイメージと同じ清涼な空気に…

ヴィラデストカフェで夏のランチを

広大なワイン畑を見渡すカフェ&レストラン、ヴィラデストカフェへ。 エッセイストであり、画家の玉村豊男さんが開拓したワイナリー。車を降りると、猛暑に負けず力強く野菜が根を張るガーデンファームが出…

記念日。

そろそろシャンパン冷えたかも。乾杯する前にうしさんを迎えに行ってくるね、とお外に出たら、風がとっても心地よくてその場で一杯。 牛柄の背中を撫でながら、その生き様をいっぱい褒め称え、敬い、いい気分で笑っ…

口福な一夜。

新友宅で、料理人のご主人がつくってくれた美味しいご飯を。 皮パリッパリのローストチキンに添えられてるのは、親友が手をかけた夏野菜のグリル。バルサミコ酢の爽やかさがチキンと相性ぴったりな、2人の「美味し…