初夏。

ねこと日本酒

降ったり、やんだり。かと思ったら、明るい空からザーッと雨粒が落ちてきたり。なんとも山陰らしい天気の今日この頃です。

まりこの様子は一進一退。今回のことでいろんなことがいっぺんにストップしましたが、そもそも、人生の流れには抗わず身をゆだねる性分ゆえ「これはこういうことなんだなぁ」と、いろいろな件を胸の中で納得させております。

ギリギリまで迷ったり、いわゆる「悔やんだ」こともあるけれど、きっと今じゃないんだなぁと、また次の縁があるからだよと考えている。

いろんなことを抱えたところで、まりこに少しずつフードをあげている時間はなんともやさしく。

綿菓子のように軽くなった体を抱き上げたその瞬間に、もう、とりあえず今があればそれでいいよと思ってしまうのだ。

べたべたあまあまだったパートナーのうしさんは、まりこが調子よさそうなときだけ近づいてやさしくしてくれる。まりこが食べれようが、食べれまいが自分が刺身を好きなことは変わらないし、朝起きてから散歩に出かける毎日のルーティーンも欠かさない。

それに比べ「ビールしか口に入らない」なんてほざいている自分の、なんとも弱っちいことよ。

姉がくれたキュウリとピーマンは濃い緑色で、久しぶりに生きているものを食べた気がした。

「美味しい」ことが大切なのは、きっとどんなときにも変わりがない。

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