雑記。

大阪から実家へ帰る特急の席で書いています。

何か書いてると、落ち着くので。

たぶん、そんなに良くないんだろうなと思って検査したお嬢(猫)の病名が、一番あり得ないと思っていたものだった。もともと、長くは一緒に居られないとわかった上で迎えた猫だったけれど、ここ数年はすっかり寛解したと思っていて…。

15歳のうしさんと、5歳のまりりん。おぃちゃんとお嬢コンビも、これからは、じぃさまとおばばコンビね。なんて、思っていたりした。

病気があるとか、ないとか。

それがヒトだからとか、ネコだからとか関係なく、1日1日はとても尊いものなのだと思いながら過ごしていた。

病気だからって、すべてに絶望的になる必要はない。健康だからといって、今日を無事に過ごせる保証なんてない。大切なのは時間の長さではなく、一時一時を、どれだけ慈しんで過ごすかなのだと。

それでもやっぱり。

大切なひととは、1秒でも長く一緒に過ごしたいと思ってしまう。1秒でも長く、元気に。一緒に、笑っていたいと思ってしまう。

納得しているはずなのに、別れは胸が潰れそうにつらく、悲しい。

それでもヒトは、大切なものに出逢おうとするのだから… なんとも世知辛く、めんどうな生き物だよなぁ、つくづくと思う。

なんてことを、京阪電車の緑のシートに座って考えていたら涙が止まらなくなって「あぁこれ、赤名リカじゃん。子どもがお菓子どーぞって、くれるやつじゃん」と、自分で少し呆れてしまった。

待っててねまりりん(いや、きっと彼女たちは待ってない)もーすぐ帰るよ。