ラムチョコレート

傷付くから気が付けることもある。

コロナ禍で飲食店さんがテイクアウトを始めてらっしゃった頃。「お皿に盛って食べてもらえるのがうれしい」とおっしゃるのが、初めは正直ぴんとこなかった。

でも今なら、少しわかる気がする。

自分が「どうぞ」と心を込めて完成させたものが、全然違うカタチにされて、でも相手はそんなことさほど気にしていない悲しさ。自分でお店を構えてらっしゃる方ならなおさらだろうな。

あぁ、大阪で私の胃袋を満たしてくれるあの方に会いたくなってしまうなぁ。ゴルゴンゾーラ、ゴルゴンゾーラ…。

今夜のつまみは「ウイスキーの肴(あて)」という名のロイズのチョコレート。

ウイスキー切らしてる…と一瞬しゅんとしたけれど、ラムとあわせたら大正解。お口の中で美味しいラムチョコレートのできあがり。

ラムは宮古島のさとうきびから造られた「蒼の風(あおのかぜ)」。ぱぁっと目の前が明るくなるような香りがたまらないのです。

にんまり白猫ランプは石垣島から飛んできてくれたもの…また沖縄行きたいな。もちろん、北にも。