わたしは「言霊」を信じているので、総じてネガティブな言葉は残したくないのですが
今日は確かに、いらいら気持ちがとがった一日でした
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先日、とっておきのお店のマスターと
「気持ちがすさんでいると、缶ビールとか、缶チューハイに手が行くんでよね」
という話をした。
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どんなジャンルであっても、日本の食品業界の企業努力、商品のレベルは凄まじい。だから決して、それらを否定するわけではない、
しかし、現実逃避のために飲む酒は、中毒性を多分にはらんでいるのだ。
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だからこそ、イライラ、不安、やりきれない、チクショーと思うときには、とっておきのお酒を出すように意識している。
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「風の森 Alppha」ずっと気になっていたお酒。
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グラスをぐるぐるっと回すと広がる、早熟バナナの香り。
たんぽぽ、ぺんぺん草、青草…
どこか、春の野花を思わせるような。
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口づけると、まぁるい甘みをチリチリとした刺激が追いかける。
最後に舌の上に残るのは、心地よい苦み。
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パステル色に染まる春は、まるで素敵な季節に捉えられるけど
本当は、苦しくて、せつなくて、苦く、やりきれないことも山ほどある。
でも、人は先へ進む。
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風土を大切に作られた酒は、まさに季節を実感するのにぴったりだった。
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さぁ、いきましょうね。
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まだ季節は始まったばかりだけれど。
「風の森 秋津穂 657」(油長酒造/奈良) kazenomori akituho657 奈良酒の伝統を引き継ぎながら、時代の一歩先を行く日本酒。 食用米であった秋津穂の魅力を最大限に活かし、日本酒の可能性を伝えてくれる。